小さな飲食店のキャッシュレス決済は何から始める?PayPay・Square・Airペイを使って感じた本音

小さな飲食店のキャッシュレス決済は何から始める?PayPay・Square・Airペイを使って感じた本音

飲食店の会計は、現金中心だったころから大きく変わりました。

昔は、お客様が財布から現金を出して、こちらがレジを打って、お釣りを渡す。それが当たり前でした。今はPayPay、クレジットカード、電子マネー、QR決済など、支払い方法が本当に増えています。

小さな飲食店でも、キャッシュレス決済に対応したほうがよいのかなと考える場面は増えました。お客様から「PayPay使えますか」「カード使えますか」と聞かれることもあります。

ただ、最初から全部を完璧にそろえようとすると、かえって迷いやすいです。決済サービスもいろいろありますし、レジとの連動、売上確認、領収書、通信環境まで考え出すと、何から見ればよいのかわからなくなります。

私の店では、昔のG-CATから始まり、Square、PayPay、そして現在はAirペイ+Airレジを使ってきました。

この記事では、58歳の飲食店店主である私が、小さな飲食店でキャッシュレス決済を始めるなら何から考えるとよいかを、実際に使ってきた感覚でまとめます。

この記事で書いていること

  • 小さな飲食店でキャッシュレス決済を考えるときの順番
  • PayPay、Square、Airペイ+Airレジの役割の違い
  • お客様に便利な決済と、店側が管理しやすい決済の違い
  • 50代、60代の店主が気にしたいポイント
  • 手数料だけで選ばないほうがよいと感じる理由

現金のみの時代からG-CAT、Square、PayPay、Airペイまでの流れは、親記事の現金のみの時代からAirペイまで|40年飲食店で使ってきたキャッシュレス決済の本音でまとめています。

まず考えたいのは「お客様が何を使うか」

キャッシュレス決済を考えるとき、店側の都合だけで選ぶと少しずれやすいと感じています。

もちろん、店側が管理しやすいことは大事です。毎日の営業で使うものなので、操作が難しすぎたり、売上確認が面倒だったりすると続きません。

ただ、それと同じくらい大事なのが、お客様が実際に何で支払いたいかです。

  • PayPayを使いたいお客様
  • カードで払いたいお客様
  • 現金をあまり持ち歩かないお客様
  • 会社の経費で領収書が必要なお客様
  • ランチやテイクアウトで会計を早く済ませたいお客様

こういうお客様が少しずつ増えてくると、小さな店でもキャッシュレス決済を考えるきっかけになります。

私の店でも、「PayPay使えますか」「カード使えますか」と聞かれたときに対応できる安心感はありました。お客様も支払い方法を選べると、会計で迷いにくくなります。

ただし、お客様に便利なだけでなく、店側の管理も考えておく必要があります。支払い方法が増えるほど、売上確認や入金確認、レジ締めの見方も少し変わってくるからです。

目次

PayPayは「お客様に便利」な決済として考えやすい

PayPayを使って感じたのは、お客様にとってスマホ決済はかなり身近になっているということです。

スマホだけで支払えるので、財布を出さなくてよい。小銭のやり取りも少ない。ランチの時間帯やテイクアウトが重なる場面では、会計が早く終わるだけでも助かります。

私の店でも、PayPayを使えるようにしてから「PayPay使えますか」と聞かれることが増えました。若い方だけでなく、年配のお客様でもスマホで支払う方が少しずつ増えていった印象があります。

PayPayは、お客様に便利な決済を増やしたいと考えるときに、わかりやすい選択肢のひとつだと思います。

  • スマホだけで支払える
  • 小銭のやり取りが減る
  • 会計が早くなりやすい
  • お客様から聞かれることが多い
  • ランチやテイクアウトの会計に合いやすい

一方で、店側では売上確認や入金確認をどう整理するかも考えておいたほうがよいです。決済方法が増えると、現金、カード、QR決済をあとで見分ける場面が出てきます。

PayPayが悪いという話ではありません。むしろ、お客様側の便利さはかなり感じました。そのうえで、店側としては「あとでどう確認するか」まで見ておくと安心です。

PayPayを飲食店で使って感じたことは、飲食店でPayPayを導入して感じた本音|お客様には便利、店側は管理も大事で詳しく書いています。

Squareは「カード決済を始めやすい」入口として考えやすい

Squareを使ったときに感じたのは、カード決済を始めるハードルが下がったということでした。

昔のG-CATのようなカード端末を使っていたころは、カード決済が少し大がかりなものに感じました。端末にも存在感があり、個人店にとっては「ちゃんと導入するもの」という印象が強かったです。

それに比べると、Squareは小さな店でも始めやすい印象がありました。端末がシンプルで、大げさな設備感が少ない。店にひとつ道具を足すような感覚でカード決済を考えられたのは助かりました。

カード払いを希望するお客様はいます。特に現金を持ち歩かない方や、仕事の支払いをカードでまとめたい方にとって、カード決済ができる店は安心感があります。

私の感覚では、Squareはまずカード決済を始めたい小さな店にとって、入口として考えやすいサービスでした。

  • 端末がシンプル
  • 大きな設備を入れる感じが少ない
  • カード払いを希望するお客様に対応しやすい
  • 小さな店でもカード決済を身近に感じやすい

ただ、決済方法が増えてくると、次に気になってくるのがレジ全体の管理です。現金、カード、QR決済、領収書、売上確認をまとめて見たいと思うようになることもあります。

Squareが悪いということではありません。当時の私の店では、とても助かった存在でした。カード決済の入口として、かなり身近にしてくれたサービスだと感じています。

Squareを飲食店で使った本音は、Squareを飲食店で使って感じた本音|小さな店でもカード決済を始めやすかった話でまとめています。

Airペイ+Airレジは「レジ連動と管理」を重視したい店に向いている

現在、私の店ではAirペイ+Airレジを使っています。

使っていて便利だと感じるのは、決済だけでなく、レジと連動して考えやすいところです。キャッシュレス決済だけを増やすのではなく、会計、領収書、売上確認までつながって見えるのが助かっています。

特に私の店で便利だと感じているのは、次のようなところです。

  • 現金、カード、QR決済などをまとめて見やすい
  • 領収書の宛名印刷が助かる
  • 売上確認がしやすい
  • メニュー変更がしやすい
  • 会計まわりの流れを整理しやすい

58歳の私でも、毎日使うところから慣れれば使えました。最初から全部の機能を使いこなそうとすると大変ですが、会計、領収書、売上確認、メニュー変更あたりから触っていけば、少しずつ慣れていけます。

Airペイ+Airレジは、私の店では今いちばんしっくりきています。ただし、どの店にもこれが正解という話ではありません。

お客様の支払い方法、店の規模、会計件数、領収書の多さ、店主の得意不得意で合うものは変わります。私の店では、決済だけでなくレジ連動や売上確認まで見たいので、Airペイ+Airレジが使いやすいと感じている、という温度感です。

Airペイ+Airレジを実際に使って感じたことは、AirペイとAirレジを飲食店で使って感じた本音レビューで詳しく書いています。

PayPay・Square・Airペイ+Airレジを比べて感じたこと

私の店で使ってきた感覚を、ざっくり表にするとこんな感じです。

料金、手数料、対応ブランド、キャンペーンなどは時期によって変わるため、ここでは具体的な数字は書きません。導入前には、それぞれの公式サイトで最新情報を確認してください。

比較項目 PayPay Square Airペイ+Airレジ 私の店で感じたこと
お客様の使いやすさ スマホで支払いやすい印象です。 カード払いのお客様に対応しやすいです。 カードやQR決済などをまとめて考えやすいです。 お客様から聞かれる支払い方法に対応できると安心でした。
始めやすさ スマホ決済の入口として考えやすいです。 カード決済を始める入口として身近に感じました。 レジも含めて整えたい店向きに感じます。 最初は、よく聞かれる決済方法から考えるのが現実的でした。
カード決済 カード決済とは役割が少し違います。 カード払いを受けたい店には使いやすい印象でした。 カード決済も含めてレジと一緒に見やすいです。 カード希望のお客様がいるなら、何かしら対応できると助かります。
スマホ決済 お客様にとってかなり身近に感じました。 カード決済の印象が強かったです。 QR決済も含めて会計方法をまとめて考えやすいです。 スマホ決済は、会計を早くしたい場面で助かりました。
レジ連動 店側でどう整理するか考えておきたいです。 使い方によっては別に管理を考えたくなります。 Airレジと一緒に使うと管理しやすいと感じています。 今の私の店では、レジ連動がかなり大きいです。
領収書対応 店側の運用を決めておくと安心です。 カード決済とあわせて領収書対応を考えたいです。 宛名印刷ができるのは私の店では助かっています。 領収書が多い店ほど、地味に差が出るところだと感じます。
売上確認 入金確認や売上確認の流れを決めておきたいです。 カード決済分の確認を習慣にすると使いやすいです。 現金やキャッシュレスをまとめて見やすいと感じています。 営業後の確認が楽になる価値は大きいです。
向いている店 お客様からPayPay希望が多い店。 まずカード決済を始めたい小さな店。 レジ、領収書、売上確認まで整えたい店。 私の店では、現在Airペイ+Airレジが一番しっくりきています。

小さな飲食店なら、最初から全部やろうとしなくていい

小さな飲食店でキャッシュレス決済を考えるとき、最初から全部の決済方法をそろえようとしなくてもよいと思います。

もちろん、支払い方法が多いほどお客様には便利です。ただ、店側が慣れていないうちに一気に増やすと、営業後の確認や管理で迷いやすくなります。

まずは、お客様からよく聞かれる決済方法から考えるのが現実的です。

  • PayPay希望が多ければPayPayを考える
  • カード希望が多ければSquareやAirペイなどのカード決済を考える
  • レジや領収書、売上確認まで楽にしたいならAirペイ+Airレジを考える
  • 現金中心の店なら、無理のない範囲で少しずつ増やす

店の規模、客層、会計件数、店主の得意不得意で、選び方は変わります。

大事なのは、無理なく使えることです。導入したけれど毎日の確認が大変、という形になると続きにくいです。

私の場合は、いろいろ使ってきたうえで、今はAirペイ+Airレジが一番しっくりきています。でも、それは私の店の会計の流れや、領収書対応、売上確認の仕方に合っているからです。

小さな店ほど、自分の店に合う形で選ぶのが大事だと思います。

50代・60代の店主が気にしたいポイント

新しい決済やタブレットレジは、最初は少し不安があります。

私も最初から何でもわかったわけではありません。画面の操作、メニュー登録、決済の流れ、営業後の確認。最初はひとつひとつ確認しながら使っていました。

ただ、毎日使う機能は意外と限られています。

  • 会計する
  • 領収書を出す
  • 売上を確認する
  • メニューを変更する
  • 現金とキャッシュレスの内訳を見る

まずは、このあたりから慣れれば十分だと思います。

若い人向けのものというより、むしろ営業後の確認作業を減らしたい50代、60代の店主にも合う部分があります。私も58歳ですが、毎日使うところから慣れていけば、そこまで怖いものではありませんでした。

「使いこなす」より、毎日使うところから慣れることが大事です。

手数料だけで選ばない

キャッシュレス決済には手数料がかかります。現金なら決済手数料はかかりません。

小さな店にとって、手数料はもちろん気になります。売上の中から引かれるものなので、軽く考える話ではありません。

ただ、手数料だけで損得を見ると、日々の手間が見えにくくなることがあります。

  • 釣り銭を用意する手間
  • レジ締めで現金を数える手間
  • 領収書を書く手間
  • 売上を確認する手間
  • 入金を確認する手間

現金にも、こういう手間はあります。

もちろん、キャッシュレス決済を入れればすべてが楽になる、という話ではありません。確認することはありますし、通信環境も必要です。

それでも、営業後の作業が少し楽になる価値は、小さな店ほど大きいと感じています。家族経営や少人数の店では、閉店後の確認作業が短くなるだけでも助かります。

料金、手数料、対応ブランド、キャンペーン、入金サイクルなどは時期によって変わるため、導入前には必ず公式サイトで最新情報を確認してください。

通信環境も必ず考える

PayPayでもSquareでもAirペイでも、キャッシュレス決済を使うなら通信環境は大事です。

会計時にネットが不安定だと、こちらも焦ります。お客様が目の前で待っているので、普段のスマホ操作やネット検索よりも気を使います。

キャッシュレス決済を考えるなら、決済端末だけでなく、店のWi-Fiやネット環境も一緒に見ておいたほうが安心です。

私の店で使っている通信環境については、Speed Wi-Fi HOME 5G L13を楽天モバイルで使った体験談でまとめています。

あわせて、楽天モバイルを固定回線代わりに使った記事も書いています。キャッシュレス決済を使うなら、ネット回線の安定感も地味に大事です。

キャッシュレス決済も、店で毎日使う道具のひとつ

キャッシュレス決済というと、少し難しい言葉に聞こえます。

でも私の感覚では、店で毎日使う道具のひとつです。包丁や電子レンジ、レジと同じように、毎日の仕事を少し楽にしてくれるものだと思っています。

店で使ってよかったものとして、パナソニック電子レンジ NE-FL1C-Wのレビューも書いています。高機能すぎるものより、毎日迷わず使えるものが助かるという意味では、キャッシュレス決済やレジにも近いところがあります。

まとめ:自分の店に合う形で選ぶのが一番続けやすい

小さな飲食店でキャッシュレス決済を始めるなら、まずはお客様が何を使いたいかを見ておくと考えやすいです。

PayPayは、お客様にとってスマホ決済が使いやすいと感じました。Squareは、小さな店でもカード決済を始めやすい入口として助かりました。Airペイ+Airレジは、決済だけでなく、レジ連動や売上確認まで考えたい店に向いていると感じています。

どれかひとつが絶対正解という話ではありません。お客様の支払い方法、店の会計件数、領収書対応の多さ、営業後の確認作業、店主の慣れやすさで合うものは変わります。

私の店では、今はAirペイ+Airレジが一番しっくりきています。現金、カード、QR決済をまとめて見やすく、領収書や売上確認も楽になったからです。

キャッシュレス決済は、どれを入れるかだけでなく、入れたあとに自分の店で無理なく続けられるかが大事だと感じています。

ただ、それも私の店の場合です。これから始めるなら、最初から全部を完璧にそろえるより、まずはよく聞かれる支払い方法から考えて、少しずつ自分の店に合う形にしていくのがよいと思います。

小さな飲食店でキャッシュレス決済を考えるなら

小さな飲食店でキャッシュレス決済を考えるなら、決済手数料だけでなく、お客様の使いやすさ、レジ連動、領収書、売上確認まで見ておくと、自分の店に合うか判断しやすいです。

私の店で現在使っているAirペイ+Airレジについては、AirペイとAirレジを飲食店で使って感じた本音レビューで詳しく書いています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

家電やガジェット、通信機器、カメラ、お酒が好きな58歳。壊れたらまず直してみるタイプです。このブログでは実際に購入・使用した商品のレビューや修理記録を中心に掲載しています。

目次