ノブクリーク9年は濃いバーボン好きにおすすめ|50度でも飲みやすい本格派レビュー

最近、改めて「やっぱり良いな」と思ったバーボンがノブ クリーク 9年です。

メーカーズマークやジムビーム、バッファロートレース、ウッドフォードリザーブあたりを飲んできて、「もう少し濃いバーボンを飲んでみたい」と感じている人には、かなり面白い一本だと思います。甘くて軽いだけではなく、樽の力強さ、焦げた砂糖のような香ばしさ、ナッツっぽい厚みがきちんとあります。

アルコール度数は50度、100プルーフ。数字だけ見ると少し身構えますが、飲み方を選べばかなり楽しめます。特にロックグラスに大きめの氷を入れて、ゆっくり時間をかけて飲むと良さが出ます。

私はケンタッキー州の蒸留所を何度も訪れていて、バーボンにはかなり思い入れがあります。ただ、この記事では難しい講釈よりも、飲食店の店主として実際に飲んで「これは自宅にも店にも置きやすい」と感じた本音ベースで紹介します。

ノブクリーク9年とは

ノブクリーク9年は、ジムビーム系のスモールバッチバーボンです。正式には、ケンタッキー・ストレート・バーボン。9年熟成で、度数は50%、100プルーフ。日本で見かける流通品は750mlが中心です。

同じビーム系といっても、普段のハイボールでおなじみのジムビームホワイトとはかなり印象が違います。ジムビームが日常のハイボール向きなら、ノブクリーク9年はもう少し腰を据えて飲みたい「少し大人のバーボン」です。

バーボンらしいバニラやキャラメルの甘さはあります。でも、それだけではありません。オークのしっかりした苦味、ナッツの香ばしさ、焦げた砂糖のような濃さがあり、グラスに注いだ瞬間から「あ、これは軽いタイプではないな」と分かります。

項目 内容
商品名 ノブ クリーク 9年
種類 ケンタッキー・ストレート・バーボン
熟成 9年
度数 50%、100プルーフ
容量 日本流通品は750ml
特徴 スモールバッチ、しっかりしたオーク感、バニラ、キャラメル、リッチなコク
価格感 4,000円台から5,000円台で見かけることが多いですが、店舗や通販で変動します

実際に飲んだ印象

香りは、バニラ、キャラメル、焦げた砂糖、オーク。そこに少しナッツや焼いた木のような香ばしさがあります。甘い香りはありますが、キャンディのような軽い甘さではなく、樽から来る濃い甘さです。

口に含むと、最初にバーボンらしい甘さが来ます。そのあとにスパイス、樽感、ナッツ感が追いかけてきます。50度なので当然アルコールの温かさはありますが、ただ強いだけではありません。味の芯が太いので、度数に味が負けていない感じです。

余韻は少しビターで、オークの香ばしさが残ります。軽いバーボンに慣れている人は、最初は「お、強いな」と感じるかもしれません。でも、氷が少し溶けてくると角が取れて、甘さと樽感のバランスがよくなります。慣れるとこの濃さがクセになります。

バーボンは甘いだけではなく、樽の力強さがあるから面白い。ノブクリーク9年は、その「バーボンらしい濃さ」をきちんと感じられる一本です。

おすすめの飲み方

ノブクリーク9年は、飲み方で印象がかなり変わります。個人的に一番おすすめしたいのはロックです。

ロック

ロックグラスに大きめの氷を入れて、ゆっくり飲むのが一番良さを感じやすいです。最初は50度らしい力強さが出ますが、氷が少し溶けると香りが開き、バニラ、キャラメル、オークの厚みがきれいに出てきます。

少し加水

ストレートでは強く感じる人は、ほんの少し水を足すのもおすすめです。香りがふわっと開いて、アルコールの刺激が落ち着きます。バーボンに慣れていない人でも、加水するとかなり飲みやすくなります。

ハイボール

ハイボールにするなら、薄めすぎないほうが良いです。ノブクリーク9年は濃いめのハイボールにしても味が負けにくく、肉料理と合わせるとかなり気持ちよく飲めます。ソーダで割っても、樽感と甘さがちゃんと残るのが強みです。

ストレート

ストレートは、バーボンに慣れている人向けです。香りや余韻をじっくり見たいときには良いですが、最初から無理にストレートで飲む必要はありません。チェイサーを用意して、少量ずつ楽しむのが良いと思います。

正直に言うと、コーラ割りなどに使うには少しもったいないです。もちろん好みなので自由ですが、せっかくの9年熟成と50度の厚みを考えると、まずはロック、加水、濃いめハイボールで試してほしいです。

飲み方 おすすめ度 印象
ロック かなりおすすめ 氷が溶けるにつれて甘さと樽感が広がる
少し加水 おすすめ 香りが開き、50度の強さがやわらぐ
濃いめハイボール おすすめ 肉料理と合わせやすく、味が薄まりにくい
ストレート 慣れている人向け 香りと余韻は濃いが、アルコール感も強い
コーラ割り 少しもったいない おいしく飲めるが、個性は見えにくくなる

ノブクリーク9年を通販で探してみる

価格は時期やショップで変わるので、購入前に確認してから選ぶのが安心です。ロックで飲むバーボンを探している人は、ノブクリーク9年も候補に入れて良いと思います。


料理との相性

ノブクリーク9年は、濃い肉料理に負けないバーボンです。ステーキ、BBQ、チリコン・カーン、スモーク料理、ハンバーガーあたりとはかなり相性が良いです。

特に、焼き目のついたステーキや、スモークした肉、スパイスを効かせたチリコン・カーンと合わせると、バーボンの甘さと樽の香ばしさが料理に寄り添います。軽いウイスキーだと料理に負けてしまうことがありますが、ノブクリーク9年は味の押し返しがあるので、食中でも存在感があります。

お店で使うなら、濃いめのハイボールにして肉料理と合わせる提案がしやすいです。自宅なら、ハンバーガーやBBQっぽい料理を用意して、ロックかハイボールで飲むとかなり楽しいと思います。

他のバーボンとの比較

ノブクリーク9年の立ち位置は、定番バーボンから一歩濃い方向へ進みたい人向けです。ほかの銘柄と比べると、性格が分かりやすくなります。

メーカーズマークは甘くてやさしいタイプです。ノブクリーク9年は、そこからもっと骨太にした印象。やさしさよりも、樽の力強さと濃さが前に出ます。

バッファロートレースが優等生なら、ノブクリークは少し無骨な実力派です。バッファロートレースはバランスがよく、飲みやすい。ノブクリーク9年は、もう少し濃く、荒々しさも残ります。

ウッドフォードリザーブは上品でまとまりが良いバーボンです。ノブクリーク9年は、ウッドフォードリザーブよりも無骨で力強い。きれいに整った味より、少し荒々しい樽感が好きな人に向いています。

ブッカーズはさらに強烈です。ノブクリーク9年も濃いですが、ブッカーズほど構えて飲む感じではありません。日常でも飲みやすい濃さという意味では、ノブクリーク9年のほうが手に取りやすい人も多いと思います。

ジムビームと同じビーム系として見ると、ノブクリーク9年は上位版らしい厚みがあります。ジムビームはハイボール用の普段使い、ノブクリーク9年はロックや濃いめハイボールで満足感を出したいとき、という分け方がしやすいです。

銘柄 印象 ノブクリーク9年との違い
メーカーズマーク 甘くてやさしい ノブクリーク9年のほうが骨太で樽感が強い
バッファロートレース バランス型の優等生 ノブクリーク9年のほうが濃厚で無骨
ウッドフォードリザーブ 上品でまとまりが良い ノブクリーク9年のほうが荒々しく力強い
ノブクリーク9年 濃く、樽感がしっかりある 定番から一歩濃い方向へ進みたい人向け
ブッカーズ さらに強烈でパワフル ノブクリーク9年のほうが日常でも飲みやすい

ほかの定番銘柄も見ながら選びたい方は、バーボンおすすめ銘柄の一覧も参考にしてください。

どんな人におすすめか

ノブクリーク9年は、バーボンを少し飲み慣れてきた人に向いています。

  • メーカーズマークやジムビームでは少し物足りなくなった人
  • ロックでゆっくり飲めるバーボンを探している人
  • 肉料理に合うウイスキーを探している人
  • 濃いめのハイボールでも味が残るバーボンが欲しい人
  • バーボン好きへのプレゼントに、少し本格的な一本を選びたい人

安いバーボンではありませんが、満足度を考えるとコスパは悪くないと思います。毎日大量に飲むというより、少し良い気分で一杯飲みたい日に向いています。自宅用にも、バーボン好きへのプレゼントにも使いやすい一本です。

注意点

ノブクリーク9年は50度あるので、飲みすぎには注意が必要です。ロックやハイボールにして飲みやすく感じても、アルコール度数はしっかりあります。チェイサーを用意して、ゆっくり楽しむのが良いです。

また、初心者には少し強く感じる可能性があります。軽くて甘いだけのバーボンを期待すると、樽の苦味やスパイス感が思ったより前に出るかもしれません。最初は少量をロックか加水で試すのがおすすめです。

価格も店舗や通販で変動します。4,000円台から5,000円台で見かけることが多いですが、在庫状況や販売店によって変わるので、買う前に確認してください。

価格を確認してから選ぶ

ノブクリーク9年は、ロックで飲むバーボンを探している人にとって有力候補です。通販で探す場合は、価格と送料、正規品表記を見比べて選ぶと安心です。

まとめ:ノブクリーク9年は、濃いバーボンの入口としてかなり良い

ノブクリーク9年は、濃いバーボンの入口としてかなり良い一本です。9年熟成、50度、しっかりした樽感。甘さだけでなく、オーク、ナッツ、焦げた砂糖のような厚みがあり、バーボンらしい力強さを味わえます。

メーカーズマークより骨太で、ウッドフォードリザーブより荒々しさがある。バッファロートレースが優等生なら、ノブクリーク9年は少し無骨な実力派です。ブッカーズほど強烈ではないので、日常でも飲みやすい濃さに収まっているのも使いやすいところです。

ロックグラスに大きめの氷でゆっくり飲む。少し加水して香りを開く。濃いめのハイボールにして肉料理と合わせる。そういう楽しみ方がよく似合います。

甘く軽いバーボンから、もう少し濃い世界へ進みたい人には、ノブクリーク9年はかなりおすすめしやすい一本です。

お酒は20歳になってから。飲みすぎには注意しましょう。

ABOUT ME
中村修一
家電やガジェット、通信機器、カメラ、お酒が好きな58歳。壊れたらまず直してみるタイプです。このブログでは実際に購入・使用した商品のレビューや修理記録を中心に掲載しています。