楽天モバイルを固定回線代わりに1年使った結果|L13で飲食店Wi-Fi運用した実体験
楽天モバイルを固定回線代わりに1年使った結果|飲食店のWi-Fiとして使える?
「光回線を引かずに、楽天モバイルだけでお店のWi-Fiをまかなえるのか」
飲食店をやっていると、通信費もできれば抑えたい固定費のひとつです。レジ、キャッシュレス決済、予約確認、SNS更新など、今は小さなお店でもインターネットがないと仕事になりません。
私の店では、実際に楽天モバイルを固定回線代わりに使ってきました。最初はスマホのテザリングで始め、その後にSpeed Wi-Fi HOME 5G L13というホームルーターへ切り替えています。
結論から言うと、私の環境ではスマホのテザリングだけだと少し不安がありました。ただ、対応ホームルーターと組み合わせてからは、飲食店のWi-Fiとしてかなり実用的になっています。
この記事では、楽天モバイル 固定回線代わりの実体験として、スマホテザリング時代の不安と、Speed Wi-Fi HOME 5G L13 楽天モバイル運用に変えてからの違いをまとめます。
もちろん、通信速度や安定性は場所によって変わります。環境によって結果は変わりますし、契約前に電波確認が必要です。その前提で、飲食店を40年近く経営してきた中で、50代の飲食店経営者として実際に使って感じた本音を書いていきます。
結論
- スマホテザリングのみ:△
- L13+楽天モバイル:○
- 小規模店舗なら十分実用的
- キャッシュレス決済用には予備回線推奨
※通信環境によって結果は変わります。
この記事でわかること
- 楽天モバイルを固定回線代わりに使った実体験
- スマホテザリングで不安だった点
- Speed Wi-Fi HOME 5G L13を楽天モバイルで使った変化
- 飲食店Wi-Fiとして使うメリットと注意点
- おすすめできる人・おすすめしにくい人
楽天モバイルを固定回線代わりに使おうと思った理由
楽天モバイルをお店のWi-Fiとして使おうと思った一番の理由は、やはり固定費削減です。
飲食店は、家賃、電気代、ガス代、人件費、仕入れなど、毎月の支払いがどんどん出ていきます。通信費も毎月かかるものなので、少しでも抑えられるなら見直したいところでした。
光回線を引けば安定するのはわかっています。ただ、工事の手配が面倒だったり、建物の都合で時間がかかったり、移転や退店のときにまた手続きが必要だったりします。
その点、楽天モバイルならすでに使っていたこともあり、「これを光回線代わりに使えたら楽だな」と思いました。
私が使いたかった用途は、主に次のようなものです。
- Airレジ
- Airペイ
- PayPayなどのキャッシュレス決済
- 予約確認
- LINE公式アカウントの確認
- 店内BGM
- スタッフ用Wi-Fi
- ちょっとした調べもの
動画を大量に流したり、大人数のお客様にWi-Fiを開放したりする使い方ではありません。小規模な飲食店で、業務用の通信をまかなうイメージです。
最初はスマホのテザリングで使っていた
最初は、楽天モバイルを入れたスマホ1台で楽天モバイル テザリングを使っていました。
スマホのテザリングは、とにかく始めるのが簡単です。ルーターを買う必要もなく、スマホ側でテザリングをオンにすれば、タブレットやレジ端末をすぐにつなげます。
「これで十分なら、わざわざ光回線を引かなくてもいいのでは」と思っていました。
ただ、実際にお店で長時間使ってみると、不安な場面も出てきました。
私の店は楽天モバイルの5Gエリアに入っていました。それでも、スマホでは5Gを安定して掴みませんでした。良いときは20Mbps前後出ることもありましたが、遅いときは3Mbps程度まで落ちることもありました。
3Mbpsでも、メール確認や軽い調べものなら使えます。ただ、レジや決済、予約確認などを同時に使う飲食店では、少し心細い数字です。
時間帯によっては、通信が途切れることもありました。スマホのバッテリーも気になりますし、営業中にずっとテザリング親機として使い続けるのは、思ったより負担があります。
この時点で、「楽天モバイルを固定回線代わりに使うなら、スマホテザリングだけでは少し不安だな」と感じるようになりました。
飲食店でテザリング運用が不安だった理由
飲食店のWi-Fiは、家庭で動画を見るためのWi-Fiとは少し意味が違います。
お店の場合、通信が止まると困るものが意外と多いです。
- Airレジで会計する
- Airペイでクレジットカード決済をする
- PayPayなどのQR決済を確認する
- LINE公式アカウントのメッセージを見る
- 予約サイトや予約メールを確認する
- 店内BGMを流す
- スタッフ用Wi-Fiとして使う
ひとつひとつは重い通信ではありません。けれど、会計時にAirペイがつながらない、予約確認ができない、BGMが止まる、となると営業中はかなり焦ります。
特にキャッシュレス決済は、お客様を待たせることになります。店舗 Wi-Fi 楽天モバイルで運用するなら、「速度が出るか」だけでなく「安定しているか」を重視したほうがいいです。
私の感覚では、スマホテザリングは非常用や短時間利用なら便利です。ただ、飲食店 Wi-Fiとして毎日使うなら、もう少し安定した形にしたいと思いました。
Speed Wi-Fi HOME 5G L13を導入して状況が変わった
そこで導入したのが、Speed Wi-Fi HOME 5G L13 ZTR02 ホワイトです。
これはコンセントに挿して使うタイプのホームルーターです。持ち歩くモバイルルーターではなく、自宅や店舗に置いて使う機械です。
Speed Wi-Fi HOME 5G L13を探す
楽天モバイルの固定回線化を試すなら、まずは本体価格と状態を比較しておくと安心です。中古品や白ロムは在庫や価格が変わりやすいので、購入前に返品条件も確認してください。
私はこのL13に楽天モバイルの物理SIMを入れて使いました。最初はそのままではつながらず、APN設定が必要でした。APN設定というと難しく感じますが、管理画面に入って楽天モバイル用の接続情報を入れる作業です。
詳しい設定や実測の話は、別記事のSpeed Wi-Fi HOME 5G L13を楽天モバイルで使った詳しいレビューにもまとめています。
設置場所は、店内の窓際にしました。これがかなり大事でした。奥まった場所に置くより、窓際のほうが電波を掴みやすく、速度も安定しやすかったです。
私の環境では、L13にしてから楽天モバイルの5Gを安定して掴むようになりました。速度も、良いときは200〜300Mbps程度出ることがあります。
もちろん、常にその速度が出るわけではありません。場所によって変わるし、時間帯や周辺環境でも変わります。ただ、スマホテザリング時代の3〜20Mbps前後と比べると、体感はかなり違いました。
ページの表示、レジ、決済、BGM、動画確認など、普段の使い方では光回線に近い感覚で使えています。
スマホテザリングとホームルーターの違い
私の環境で比べると、違いはかなりはっきりしていました。
| 項目 | スマホテザリング | Speed Wi-Fi HOME 5G L13 |
|---|---|---|
| 始めやすさ | スマホだけで始められる | 本体購入と設定が必要 |
| 私の環境での速度 | 良いときで20Mbps前後、遅いと3Mbps程度 | 200〜300Mbps程度出ることもある |
| 安定感 | 時間帯によって不安があった | 私の店ではかなり安定した |
| 長時間運用 | スマホの負担やバッテリーが気になる | コンセント運用で使いやすい |
| 店舗利用 | 短時間や予備回線向き | 小規模店舗のメイン回線候補になる |
繰り返しますが、これは私の環境での結果です。誰でも同じように速くなるわけではありません。楽天モバイル ホームルーターとして使う場合でも、建物や設置場所の影響は大きいです。
楽天モバイル固定回線化のメリット
楽天モバイルをホームルーターに入れて固定回線化してみて、良かったと感じたところをまとめます。
- 月額料金を抑えやすい
- 光回線の工事がいらない
- コンセントに挿して置くだけで使える
- 引っ越しや店舗移転にも対応しやすい
- 使わない日は電源を切れる
- スマホテザリングより安定しやすい
- 5GHz Wi-Fiが使える
特に飲食店の場合、工事不要で始められるのは大きいです。店舗の契約期間や内装の都合もありますし、光回線工事を入れるのが面倒なケースもあります。
また、L13は5GHz Wi-Fiが使えます。飲食店では電子レンジを使うので、2.4GHz帯だけだと影響を受けることがあります。私の店では5GHz接続にしたことで、電子レンジ使用時の不安がかなり減りました。
店で使っている電子レンジについては、飲食店のサブ機として使っている電子レンジレビューでも書いています。Wi-Fiとは直接関係ないようで、実際の店舗ではこういう家電との相性も地味に気になります。
退店時はL13の電源を切っていますが、翌日また電源を入れれば普通に使えています。毎日つけっぱなしにしなくても使えるのは、店舗用として気楽です。
楽天モバイル固定回線化のデメリット・注意点
便利に使えている一方で、注意点もあります。
- エリアによる差が大きい
- 建物の中では電波が弱くなることがある
- 置き場所で速度が大きく変わる
- APN設定が必要な場合がある
- ホームルーター本体を別途用意する必要がある
- 光回線ほどの絶対的な安定性はない
- キャッシュレス決済用なら予備回線もあると安心
一番大事なのは、自分の場所で電波確認をすることです。
楽天モバイルのエリアマップ上では5Gエリアでも、建物の中では弱いことがあります。同じ建物でも、窓際と奥の席では全然違うこともあります。
私の環境では、スマホだと5Gを安定して掴まなかったのに、L13を窓際に置いたら安定しました。ただ、これはあくまで私の店での話です。地下の店舗、奥まった店舗、鉄筋の建物などでは違う結果になる可能性があります。
また、AirペイやPayPayなどのキャッシュレス決済で使うなら、予備回線もあると安心です。通信障害や混雑は、どの回線でも起こる可能性があります。
メインは楽天モバイルのホームルーター、予備はスマホ回線、という形にしておくと、営業中の不安はかなり減ります。
実際に飲食店で使ってみた感想
実際に飲食店で使ってみた感想としては、L13導入後はかなり快適です。
Airレジ、Airペイ、PayPay、予約確認、LINE公式、店内BGM、通常のWeb確認くらいなら、私の店では問題なく使えています。
AirレジやAirペイを日常的に使っている環境で、会計まわりに大きな不安が減ったのは助かっています。
店内の通常利用なら十分です。動画視聴やBGM再生も、今のところ大きな不満はありません。
飲食店では、電子レンジだけでなくトースターなどの家電も普通に使います。たとえば、うちで使っているトースターについては飲食店でも使っているアラジンのトースターレビューでも紹介していますが、店舗の中は家庭よりも電気製品が多くなりがちです。
そういう環境では、Wi-Fiの置き場所や周波数も意外と大事です。L13で5GHz Wi-Fiを使えるのは、実際に助かっています。
ただし、安心しきっているわけではありません。混雑時間帯や通信障害時のために、スマホ回線などの予備は必要だと思っています。
特にキャッシュレス決済用なら予備回線もあると安心です。お客様の前で決済が止まると、こちらも焦りますし、お客様にも申し訳ないです。
楽天モバイルを固定回線代わりにおすすめできる人
楽天モバイルを固定回線代わりにおすすめできるのは、次のような人です。
- 光回線工事をしたくない人
- 月額料金を抑えたい人
- 楽天モバイルの電波が強い場所にいる人
- 小規模店舗で使いたい人
- 自宅のサブ回線を探している人
- 一人暮らしや少人数世帯
- 引っ越しや店舗移転の可能性がある人
特に、小さなお店で「光回線を引くほどではないけど、Wi-Fiは必要」という場合には、かなり有力な選択肢になると思います。
楽天モバイル公式WEBで料金やエリアを確認したうえで、まずは自分の場所で電波を試すのが大事です。
おすすめしにくい人
反対に、楽天モバイルの固定回線化をおすすめしにくい人もいます。
- オンラインゲームを中心に使う人
- 大人数で同時接続する家庭
- 通信が一瞬でも切れると困る業務
- 楽天モバイルの電波が弱い地域
- 地下や奥まった店舗
- 常に最高速度を求める人
オンラインゲームや大容量のアップロードを頻繁にする人、絶対に通信を止められない業務の場合は、光回線のほうが安心です。
楽天モバイル ホームルーター化は便利ですが、光回線 代わりとして誰にでも合うわけではありません。
私のような小規模な飲食店で、レジ、決済、予約確認、BGM、軽いWeb利用が中心なら現実的です。ただし、通信が止まったときの逃げ道は用意しておいたほうがいいです。
Speed Wi-Fi HOME 5G L13本体はどこで買う?
Speed Wi-Fi HOME 5G L13本体は、中古品や白ロムとして販売されていることがあります。
私は「試してダメなら別の使い道を考えよう」くらいの気持ちで購入しました。楽天モバイルで使う場合は、対応状況やSIMロック、APN設定の必要性などを確認してから選んだほうが安心です。
購入するなら、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどで価格を比較しておくとよいです。状態や付属品、返品条件も見ておくと失敗しにくいと思います。
よくある質問(FAQ)
楽天モバイルは固定回線代わりになりますか?
実際に私の環境では、L13導入後は店舗Wi-Fiとして十分使えています。AirレジやAirペイ、BGM、予約確認にも使えています。ただし楽天モバイルの電波は建物や設置場所で変わるため、契約前の電波確認が重要です。窓際など置き場所の確認も大切です。
Speed Wi-Fi HOME 5G L13で楽天モバイルは使えますか?
楽天モバイルSIMを使えるケースがあります。私の環境では物理SIMを入れてAPN設定をしたところ使えました。ただし端末の状態、SIMの種類、対応状況、設定方法は変わる可能性があるため、利用前に最新情報を確認してください。中古購入時は特に注意が必要です。
スマホテザリングだけではダメですか?
短時間利用なら便利ですが、店舗運用では安定性やバッテリー面で不安がありました。私の店では速度が3Mbps程度まで落ちたり、時間帯によって途切れたりしました。レジや決済で毎日使うなら、長時間運用には不向きだと感じました。予備回線としては便利です。
光回線の代わりになりますか?
軽い業務利用や小規模店舗なら候補になります。私の環境ではL13導入後かなり快適ですが、絶対的な安定性は光回線の方が上です。特にキャッシュレス決済やレジで使う場合は、通信障害に備えて予備回線も用意しておくと安心です。重要業務では慎重に判断してください。
まとめ|スマホテザリングよりホームルーター化がおすすめ
通信費は毎月かかる固定費だからこそ、一度見直すと長期的な節約効果が大きいと感じています。私の店でも、楽天モバイルを活用することで固定費削減につながりました。
楽天モバイルを固定回線代わりに使うなら、スマホテザリングよりもホームルーターとの組み合わせのほうが現実的だと感じています。
私の環境では、スマホテザリングのときは5Gを安定して掴まず、速度も3〜20Mbps程度で不安がありました。時間帯によって途切れることもあり、飲食店のWi-Fiとしては少し心細かったです。
その後、Speed Wi-Fi HOME 5G L13に楽天モバイルの物理SIMを入れ、APN設定をして窓際に置いたところ、状況はかなり変わりました。5Gを安定して掴むようになり、200〜300Mbps程度出ることもあります。
体感的には、普段使いなら光回線に近いです。Airレジ、Airペイ、PayPay、予約確認、BGM、スタッフ用Wi-Fiくらいなら、私の店では問題なく使えています。
ただし、環境によって結果は変わります。場所によって変わるので、契約前に電波確認が必要です。特に飲食店や小規模店舗で使うなら、キャッシュレス決済用に予備回線もあると安心です。
固定費削減を考えている人にとって、楽天モバイルの固定回線化はかなり有力な選択肢です。ただ、全員に絶対おすすめというより、「自分の場所で電波が強ければ、かなり使える可能性がある」というのが私の正直な感想です。
この記事で紹介したもの
Speed Wi-Fi HOME 5G L13本体の商品リンクは、本文中のカードリンクに入れています。楽天モバイル本体の契約については、契約前に楽天モバイル公式WEBで料金やエリアを確認してください。
- Speed Wi-Fi HOME 5G L13:本文中の商品カードを確認
- 楽天モバイル公式WEB:契約前に公式サイトで最新情報を確認
環境によって結果は変わります。まずは楽天モバイルの電波が自分の場所でしっかり入るかを確認するのがおすすめです。
