楽天モバイルは固定回線代わりに使える?店舗Wi-Fiで使って感じたメリット・注意点

私の店では、Speed Wi-Fi HOME 5G L13に楽天モバイルSIMを入れて、店舗Wi-Fiとして使っています。

最初はスマホのテザリングで楽天モバイルを使っていました。料金面では魅力がありましたが、営業中にWebページの表示が詰まったり、スマホのバッテリーが気になったりして、毎日の店舗Wi-Fiとしては少し不安がありました。

その後、L13のようなホームルーターに楽天モバイルSIMを入れて、窓際に置いて使う形に変えたところ、私の環境ではかなり使いやすくなりました。予約確認、SNS更新、Web閲覧、仕入れ先との連絡、ちょっとした事務作業なら、日常業務で困る場面はかなり減っています。

ただし、楽天モバイルを固定回線代わりに使う方法は、すべての人におすすめできる万能な方法ではありません。通信は電波状況に左右されますし、建物の構造、設置場所、使い方によって結果が大きく変わります。

この記事では、実際に店舗Wi-Fiとして使って感じたメリットと注意点を、端末レビューやAPN設定の細かい話とは分けて、楽天モバイルを固定回線代わりに使う考え方としてまとめます。

この記事でわかること

  • 楽天モバイルを固定回線代わりに使った実体験
  • スマホテザリングとホームルーターの違い
  • 店舗Wi-Fiとして感じたメリット
  • 固定回線代わりに使う前の注意点
  • 光回線と迷う場合の考え方

結論:条件が合えば固定回線代わりに使えるが、光回線と同じではない

結論から言うと、私の店舗環境では楽天モバイルは固定回線代わりとしてかなり実用的でした。

予約確認、SNS更新、Web閲覧、仕入れの連絡、事務作業といった使い方なら、私の店では十分使えています。スマホテザリングだけで使っていた時よりも、L13のようなホームルーターと組み合わせたほうが安定しやすく、店舗用のWi-Fiとして扱いやすくなりました。

ただ、光回線と完全に同じものだとは考えないほうがいいです。楽天モバイルはモバイル回線なので、電波の入り方に左右されます。建物の奥、地下、窓が少ない場所、周辺の混雑状況によっては、思ったような速度や安定性が出ない可能性があります。

大人数で同時に使う店舗、オンラインゲーム、大容量の動画アップロード、通信が一瞬でも止まると大きな損失につながる業務では、光回線も含めて検討したほうが安心です。

一方で、小さな店舗や自宅のサブ回線、光回線工事までの仮回線、通信費を抑えたい人にとっては、楽天モバイルを固定回線代わりに使う方法はかなり現実的な選択肢だと感じています。

私の利用環境

まず、私が使っている環境を整理しておきます。同じ楽天モバイルでも、場所や建物によって結果は変わるので、ここはかなり大事です。

利用場所 小さな飲食店
回線 楽天モバイルSIM
端末 Speed Wi-Fi HOME 5G L13
設置場所 店内の窓際
Wi-Fi 主に5GHzを利用
用途 予約確認、Web閲覧、SNS、仕入れ連絡、事務作業

私の場合は、店内の窓際にL13を置けたことが大きかったです。モバイル回線は、店の奥に置くか、窓際に置くかで体感がかなり変わることがあります。

また、使い方も重い通信ではありません。動画配信を本格的にするわけではなく、大人数のお客様にWi-Fiを開放しているわけでもありません。小規模店舗の日常業務用として使っている、という前提です。

スマホテザリングだけでは少し不安定だった

最初は、楽天モバイルSIMを入れたスマホでテザリングしていました。

スマホテザリングは、始めるだけならとても簡単です。新しくルーターを買わなくても、スマホ側でテザリングをオンにすれば、パソコンやタブレットをつなげます。工事も不要ですし、初期費用を抑えたい人には魅力があります。

ただ、店舗Wi-Fiとして毎日使うと、気になる点も出てきました。

  • 営業中にWebページの読み込みが詰まることがあった
  • スマホのバッテリー消耗が気になった
  • スマホを持ち出すと店のWi-Fiも止まる
  • 長時間つけっぱなしにするにはスマホ側の負担が気になる
  • 置き場所を電波の良い場所に固定しにくい

もちろん、スマホテザリングが悪いわけではありません。短時間だけ使う、外出先で一時的に使う、予備回線として使うなら便利です。

ただ、店のWi-Fiとして毎日使うなら、スマホ1台に全部任せるより、専用のホームルーターを置いたほうが扱いやすいと感じました。

L13ホームルーターに変えて安定しやすくなった

そこで使い始めたのが、Speed Wi-Fi HOME 5G L13です。

L13はコンセントに挿して使うホームルーターなので、スマホのように持ち歩くものではありません。私の店では、楽天モバイルSIMを入れて、店内の窓際に置いて使っています。

スマホテザリングと比べて、特に良かったのは次の点です。

  • 電源を入れっぱなしにできる
  • スマホのバッテリーを気にしなくてよい
  • 電波の良い窓際に固定して置ける
  • 5GHz Wi-Fiが使える
  • 店の通信を専用端末に任せられる
  • スマホを持ち出しても店のWi-Fiが残る

私の環境では、L13にしてから日常業務の通信がかなり楽になりました。特に、営業中にスマホのバッテリーや置き場所を気にしなくてよくなったのは大きいです。

実際にL13を店舗Wi-Fiとして使った速度感や、中古購入時に見たポイントは、別記事で詳しくまとめています。

Speed Wi-Fi HOME 5G L13を楽天モバイルで使った実体験レビューはこちら

楽天モバイルを固定回線代わりに使うメリット

実際に使ってみて、楽天モバイルを固定回線代わりにするメリットは次のように感じました。

  • 工事不要で始めやすい
  • 月額を抑えやすい
  • 引っ越しや店舗移転時にも使いやすい
  • ホームルーターならスマホより置き場所を工夫しやすい
  • 自宅や店舗のサブ回線としても使いやすい
  • 光回線工事までの仮回線にも使いやすい

特に大きいのは、工事不要で始めやすいことです。光回線は安定性の面では強いですが、建物の都合、工事日程、契約期間、退去時のことを考えると、すぐに決めにくいこともあります。

小さな店舗だと、通信費は固定費として毎月効いてきます。楽天モバイルの料金やキャンペーンは時期によって変わるので断定はできませんが、公式サイトで条件を確認しながら、光回線やホームルーター系サービスと比べてみる価値はあります。

また、店舗移転や一時利用にも向いています。コンセントと電波の入る場所があれば使いやすいので、固定回線工事ができるまでの仮回線としても考えやすいです。

楽天モバイルを固定回線代わりに使う注意点

便利に使えている一方で、注意点もはっきりあります。

  • 電波状況に大きく左右される
  • 建物の奥や地下では弱い場合がある
  • 時間帯によって速度が変わる可能性がある
  • 光回線と完全に同じ安定性ではない
  • 端末との相性やAPN設定が必要な場合がある
  • 中古ホームルーターは状態確認が必要

一番大事なのは、電波です。楽天モバイルの対応エリア内でも、実際の建物の中でどれくらい電波をつかめるかは別問題です。契約前や設置前には、スマホで電波状況を見たり、公式のエリア情報を確認したりしておくと安心です。

楽天モバイル公式では、5G/4Gの対応エリアを確認できるページが用意されています。店舗や自宅で使う場合は、住所周辺だけでなく、実際に置く場所の電波も確認しておきたいところです。

楽天モバイル公式の通信・エリア情報はこちら

また、L13のような楽天モバイル公式販売ではないホームルーターを使う場合、端末の状態や対応状況、APN設定を自分で確認する必要があります。中古品なら、付属品、ネットワーク利用制限、返品可否も見ておいたほうがいいです。

L13を中古で用意する場合は、購入前に確認しておきたいポイントがあります。

Speed Wi-Fi HOME 5G L13を中古で買う時の注意点はこちら

向いている人・向いていない人

楽天モバイルを固定回線代わりに使う方法は、向いている人と向いていない人が分かれます。

向いている人

  • 小さな店舗のWi-Fiを安く用意したい人
  • Web閲覧、SNS、予約確認が中心の人
  • 光回線工事を避けたい人
  • 自宅や店舗のサブ回線が欲しい人
  • 楽天モバイルの電波が入りやすい場所にいる人
  • APN設定や置き場所調整を自分で確認できる人

私のように、小規模な店舗で日常業務の通信をまかなう使い方なら、条件が合えばかなり使いやすいと思います。

向いていない人

  • オンラインゲームを本格的にする人
  • 大容量の動画アップロードが多い人
  • 大人数にWi-Fiを開放する店舗
  • 通信が一瞬でも止まると業務に大きな影響が出る人
  • 楽天モバイルの電波が弱い場所にいる人
  • 端末設定やトラブル対応を自分でしたくない人

通信の安定性を最優先するなら、やはり光回線は強いです。特にレジ、決済、予約管理などをすべてネットに依存していて、止まると営業に大きく響く場合は、メイン回線を光にして、楽天モバイルをサブ回線にする考え方もあります。

固定回線代わりに使う前のチェックリスト

導入前には、次の点を確認しておくと失敗しにくいです。

  • スマホで楽天モバイルの電波が入るか
  • 窓際など電波の良い設置場所があるか
  • ホームルーターを置くスペースがあるか
  • 使う機器の台数は多すぎないか
  • オンラインゲームや大容量通信が多くないか
  • APN設定が必要な場合に対応できるか
  • 光回線と比べて何を優先するか整理できているか

私の場合は、窓際に置けること、使う人数や機器が多すぎないこと、用途が軽めだったことが合っていました。

反対に、家族全員で動画を見たり、仕事で大容量データを頻繁に送ったり、オンライン会議を長時間続けたりする場合は、もう少し慎重に考えたほうがいいです。

APN設定が必要な場合もある

L13に楽天モバイルSIMを入れる場合、私の環境ではAPN設定が必要でした。

SIMを入れただけでつながらない場合は、端末の故障と決めつける前に、APN設定を確認したほうがいいです。楽天モバイル公式でも、他社で利用していた製品などでは、APN設定が必要になる場合があることが案内されています。

楽天モバイル公式のAPN設定に関する案内はこちら

私がL13で行ったAPN設定の流れや、つながらない時の確認ポイントは、別記事で詳しくまとめています。

L13に楽天モバイルSIMを入れるAPN設定方法はこちら

APN情報や端末仕様は変わる可能性があります。実際に設定する前には、楽天モバイル公式の最新情報と、自分が使う端末の状態を確認してください。

申し込み前に料金とエリアを確認する

楽天モバイルを固定回線代わりに使うなら、まず対応エリアと料金条件の確認が大切です。

電波状況は場所によって大きく変わります。申し込み前に、自宅や店舗のエリア、料金、キャンペーン内容を公式サイトで確認しておくと安心です。

料金・キャンペーン内容、対応エリア、申し込み条件は変更される場合があります。申し込み前に楽天モバイル公式サイトで最新情報をご確認ください。

楽天モバイルの料金・エリアを公式サイトで確認する

光回線と迷う場合の考え方

楽天モバイルを固定回線代わりにするか、光回線を引くかで迷う場合は、何を優先するかで考えると整理しやすいです。

重視すること 考えやすい選択肢
安定性を最優先したい 光回線を中心に検討
工事不要で始めたい 楽天モバイル+ホームルーターも候補
月額を抑えたい 楽天モバイルやホームルーター系を比較
業務停止が絶対に困る メインは光、サブにモバイル回線も検討

私の店では、楽天モバイル+L13でかなり実用的に使えています。ただ、これは電波が入りやすい場所に置けたこと、用途が軽めだったことが大きいです。

店舗の場合、決済端末、予約管理、SNS更新など、思った以上にネットを使います。月額だけでなく、止まった時の影響も考えて選ぶのが大事です。

まとめ:楽天モバイル固定回線代わりは、条件が合えばかなり現実的

私の店では、Speed Wi-Fi HOME 5G L13に楽天モバイルSIMを入れて使うことで、日常業務の通信はかなり楽になりました。

スマホテザリングだけで使っていた時より安定し、スマホのバッテリーや持ち出しを気にしなくてよくなったのも大きなメリットです。工事不要で始めやすい点も、小さな店舗には助かります。

ただし、楽天モバイルを固定回線代わりに使う方法は、電波状況に左右されます。光回線と完全に同じ安定性ではありません。建物、設置場所、時間帯、使う人数によって結果は変わります。

まずは、自分の利用場所で楽天モバイルの電波が入るか、ホームルーターを置ける場所があるか、用途が重すぎないかを確認するのがおすすめです。

条件が合えば、楽天モバイルを固定回線代わりに使う方法は、かなり現実的な選択肢になります。少なくとも私の店では、光回線を入れる前に試してみてよかったと感じています。

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中村修一
家電やガジェット、通信機器、カメラ、お酒が好きな58歳。壊れたらまず直してみるタイプです。このブログでは実際に購入・使用した商品のレビューや修理記録を中心に掲載しています。